パッケージのデザインに,すごく惹かれてしまう.
食品も,日用品も,パッケージが良いと買ってしまう.
使ってみたくなるし,取っておきたくなる.
パッケージで買い込んでしまうものもある.
本もそうで,ブックカバーや,カバーを取り外した時の素の表紙が,
素敵にデザインされていると,ずっと本棚に並べて取っておく.
一般に,装飾が過剰にならないシンプルなデザインが好まれる時代である.
中身がそこそこでも,容器や包装をシンプルにすれば売れる.
商品なら何でもそうだ.
結局,使ってみなくては品質などわからない.
使ってみても,本当に良いかどうか確認検証する人も多くない.
品質はある程度機能するくらいでよく,
手に取ってもらうことが重要なのだ.
欧米では環境への配慮など,社会的メッセージが乗った商品が売れる.
日本はまだそうはなっていない.
日本ではただシンプルなデザインが売れている.
何が当たり前になるか,パッケージがその鍵を握っている.
本日の積読
「脳科学マーケティング100の心理技術」ロジャー・ドゥーリー著