私には自分と呼べる自分はない.心と呼べる心もない.これは本当で,本当にそう思って生きている.
感情よりも心の中に残る「形」が,私を苦しめる.
この幾何学的「形」が私を考えさせ,物事を生み出す.
私にとって自分とは,脳に残った固体的な「痕跡」に過ぎない.
蝋を擦ると蝋が後を引くように,自分が通過すると自分の跡がその場に残る.
(これが普通の認識なのだと思っていたがどうもそうではないらしい)
本を読み,アウトプットするようになって,物事の処理に時間がかかるようになった.
1週間の用事が2週間かけても終われなくなってきた.
引っかかる言葉や概念が増えて,この概念はどういう意味かと思いながら,何事もやるようになったのだ.
自分の意志や行動で分泌を調整可能な脳内物質・・100種類ある
・ドーパミン・・富,成功,達成,名誉,地位
・セロトニン・・安らぎ,気分の安定,健康
・オキシトシン・・愛,つながり,所属,友情
・エンドルフィン・・限界状況の多幸感
・アドレナリン,ノルアドレナリン・・興奮,不安,恐怖
・GABA
・カンナビノイド など
本日の積読
「眠られぬ夜のために 第1部」ヒルティ著