もし職場や仕事が本当に嫌になったら,私にはいくつかのカードがある.
ひとつは,福祉の仕事.給与は望めないが,好きな要素が多く詰まっている.
私自身の個性や得意なことを活かす事業所で働く,という選択だ.
もうひとつは,清掃やスーパーなど,アルバイトをする選択だ.
これも収入は限られるので,消費をより小さくする必要がある.
でも,定年後にいずれはしようと思っていることで,
それを繰り上げて早期に移行する,そういう選択だ.
掃除も品出しも,私の考える中で好きなことだ.
最後のカードは,牧師になることだ.
今,教団では牧師が不足している.
地方の教会に仕える,という選択だ.
こればかりは今は出来すぎた状況にある.
おそらく,歓迎されるし,ひたすらにありがたがられる.
このカードを切るには,妻との別れが必要だ.
死別,という他にない.離婚する理由はなく,絶対したくない.
なので,こればかりは自分から切り出せない.
今の職場が嫌になったら,何とか続けるため自分の心に言い聞かせる.
それでも耐えられなくなったら,手持ちのカードを切る決断をする.
そして,最後は牧師になる選択も持っていることが大きな頼りになる.
本日の積読
「Dark Horse」トッド・ローズ,オギ・オーガス著