何事に対しても,理解度という概念を適用したい.
私は詳しい分野に対して,人より詳しいことはなんとなく感じていても,
全部知っていることはありえないし,もっと詳しい最前線の人たちはたくさんいると思っているが,
自分の理解度が実用上不足していて,仕事に影響したり人に説明できない,とまでは
なかなか思わずにいた.
仕事ができない人になりつつあった.
このダニング・クルーガー効果から抜け出す方法が,
読書であるらしい.
どんな本でもいいらしいが,自分の欠落に常に気づかせてくれる本だといい.
例えば格言集や聖書だ.
幸い手元にそんな本は多くある.
本を読む時間を取れないと嘆くのではなく,
自分の理解度を試し,自分が不十分な理解でしかないことを悟るために,
積極的に本を読んでいきたい.
本を読むだけで理解度を試せるのだから.
(これだって低い理解度かもしれない!)
本日の積読
「パンセ」パスカル著