自分の生まれ育ったストーリーを,驚くほど持っていない,意識して生きていない.
だから振り返る時間をとっている.自分はどんな人で,どうやって育ち,どう考えてきたか.
いつからか,自分が透明に薄まり消えて匿名化してしまい,それが当たり前になっていた.
それではいけない.思考する本体を失っていることになるからだ.
いろいろ考え,選択し,勉強し,創作し,経験してきたはずなのに.
自分を持っていない.自分を表せるストーリーもない.
そのストーリーこそ,まず第一に大事だ.
自分に聞いてみないといけない.いつも問いかけ続けないといけない.
あふれる暮らしの中で,自分は簡単に消えてしまう.
いつか消えそうな蝋燭の炎をみて思ったこと.
本日の積読
「最強の食事」デイヴ・アスプリー著